ペットにイライラ 感情を認める
08 17, 2010
「感情を認める」ということ
ペットにイライラ!!
ペットを飼うと良い時ばかりではありません。
思うようにならないときがいっぱいあります。
吠えてほしくないときに吠える。
壁をひっかく。
コードをかむ。
トイレじゃないところにソソウをする。
掃除したてのところにゲロをはく。
「いいえ、うちのコは躾がよいから
そんなことはありません」
今は確かに良い子かもしれませんが、
動物は、環境や状況が変わると、
思わぬ行動に出ることがあります。
たとえば、
兄弟で飼っていたのに、相棒が突然病死!!
・・・・とか・・・・・
いつも、餌をくれていたお母さんが、入院!!
・・・・とか・・・・・
環境の変化があると
夜中もなきっぱなし、
そこらじゅうにオシッコ
などということは、よくあります。
悪臭に疲れながら、世話をする
また、年老いて、おもらしをしたり、
病気によってよだれがダラダラ・・
などということもありうるので
ペットを飼う時は、
そういう、大変な時もあるのだということを
覚悟したうえで飼いましょう。
我慢して爆発!!
「こうして欲しいのにこうしてくれない」
「意志の疎通ができないもどかしさ」
飼い主が心地よくないと感じる出来事をペットが起こすと
イライラ、カチンとくるといった
「嫌な感覚」のスイッチが入り
怒鳴る、叩く、餌を与えない等の行動を
とってしまったことはありませんか?
これでは、ペットがその癖をやめない限り、
ペットの健康状態が改善しない限り
いつも嫌な感情を味わい続け
飼い主が慢性的にストレスを溜めてしまうかも。
自分の欲求に対してイライラや怒るといった感情を
持つことは、とても自然なことです。
大切なことは、その感じた感情を思い切って
自分の中で「認める」ということ。
心の中で
「怒っちゃいけない」
「嫌いになっちゃいけない」
「良い飼い主でいなきゃ」
という感覚がどこかにあると
我慢している分爆発してしまい、それが行動に出ます。
感情を認めよう
感情を認める・・・とは
それを素直に受け入れるということ。
ペットの存在は良いが、
行動はいけないという
「存在と行動は別」として認識するとよいでしょう。
感情を口に出す
怒る前や、手を出す前に
「私はこの子のこういう所が嫌いだ」
「こういう所がとても腹が立つ」と
思っている感情を口に出して言ってみましょう。
素直に認めてみましょう。
不思議なもので、嫌な感覚が薄らいでいくのを
感じることができると思いますよ。
この項は当法人の提携カウンセリングルーム
スウィーニーのセラピスト
三木洋さんの原稿を元にしています。 ↓
http://sweeny.jp/index.html
一般社団法人 ペットと最後まで
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